昨年11月から、私はスイスに留学している。今日でちょうど2ヶ月経つ。チューリッヒ工科大学(ETH Zurich)への訪問研究だ。自分でも、よく来れたな、といまだに思う。出発地の成田空港ではほとんどの店は閉まっていて、飛行機の乗客は十人程度だった。空港から下宿先へ向かうUberは、牛が放牧されている牧場を突っ切ってぐんぐん丘を登っていった。自分は海外経験は豊富な方だが、あまりに異様な状況下での海外留学に際してはじめは不安がかなり大きかった。 最初の数日は、生きるために必死のような状況で、調理器具や食材を揃えたり、入居の手続きをしたりと留学どころではなかった。
最近はめっぽう在宅での作業が多い。このままだと、少なくとも夏まではこんな状態だろう。 まずは自分の健康を守ることを大前提としたその上で、家での作業効率を上げていく必要がある。 椅子を変えたら良くなった、とか毎朝面倒でもちゃんと着替えて髭を剃るようにする、とか色々書けることはあるが、そのようなアドバイスはもっと的確なものが既にあふれていると思うので、ここでは作業効率が上がる(気がする)音楽を紹介していこうと思う。
まずはこちらの作品の動画を見てみてください。骸骨のような風貌の人形が布を被り、不安そうに顔を覗かせます。この動画を初めて見たとき、私は動きの自然さに衝撃を受けました。顔の傾け方、布を身体の前に持っていくときの姿勢など、あらゆる所作に「人間っぽさ」を感じます。
新海誠監督の最新作『天気の子』を観たのですが、本筋とは特に関係ないものの、作品に描かれている地方と東京の関係が気になるところがありました。前作の「君の名は。」と比べながら考察してみます。
大学4年生の後半、2018年の8月から2019年の1月にかけて、私は東大工学部とMIT(マサチューセッツ工科大学)の交換留学プログラムに参加していました。 この交換留学は今年で3年目のプログラムで、今回は計5人が東大から派遣されました。 向こうではMITの学部生と同じ寮に住み、同じ授業を受けることができました。 MITでの様子についてざっとまとめておきます。
MITへの留学中、Engineering Systems Designという授業を受けていました。 海洋上で、電離層の観測装置(Ionosonde)を搭載した無人船(IonosondeとRobotの造語で、Ionobotという呼称がついています)を、13人の学生(学部生11人、院生2人)のチームで設計しました。 これを活用すれば、船舶のGPSの精度を向上できることが期待されています。 他にも、電離層での電波の反射を活用したラジオ通信やレーダーの性能を向上させることもできます。 その授業で大人数のチームで一つの設計を作り上げる上で、体験したこと、思ったことについて書きました。
アメリカの就活とは、どのような仕組みなのでしょうか? 日本の就活といえば、黒スーツに身を固めて、インターンシップ(本来のインターンシップとは異なる、超短期の実質的な説明会のようなものが多いですが)、説明会、エントリーシート、数々の面接を経て内定、という流れがあります。マイナビ・リクナビなどで統一的にエントリーを管理でき、経団連が日程を決めるので、どの企業にしてもだいたい似通ったプロセスでしょう。(私自身は就職はまだあと少なくとも3年は先なのであまり詳しくは知りませんが…)
MITのDistributed Robotics Laboratory(分散ロボット研究所)では、様々な斬新なロボットを作り出して研究しています。 上の写真にも映っている、こちらの変てこな形をしたスタータ・センターが、MITのCSAIL(「シーセイル」と発音、コンピューター科学&人工知能ラボ)の拠点ですが、その中の一つの研究グループとして活動しています。 私はこの研究室で一学期間、研究インターンをしていました。 DRLで、どのようなロボットが作られているのか紹介していきます。
普通「ロボット」というと、硬い部品で構成され、モーターで関節を動かすような機械を想像すると思います。それの対となる概念として、ソフトロボットがあります。 従来のかたいロボットと、ソフトロボットを対比しながら、私がMITで行った研究について紹介します。
私は一昨年の夏ヨーロッパ(時差7時間)に行き、去年から今年にかけてはアメリカ東海岸(時差10時間)に留学に行ってましたが、どちらの行き帰りとも、時差ボケになること全くなく過ごすことができました。 実際、昨日の夜ボストン→東京に帰国して、普通にその夜に寝て今朝まで寝てて、今日一日眠くなることなく過ごせています。 周りからもよく驚かれるので、こちらに自分なりの対策法を書いてみました。 最近流行りの有料noteに格好なネタかもしれませんが、普通に無料でぜんぶ公開しますよ。いや、大した文章量ないですが。