2024年04月13日
以前の記事で、サーバー側のネットワークでポート開放をせずともSoftEtherでVPN接続を設定する方法を紹介したのですが、ドイツの新居に引っ越してから、サイトによってはこの方法で接続しても、日本にいないと判定されてしまう(つまり、VPNによるIPアドレスの「カモフラージュ」が効かない)ことがありました。
詳細や原因は分からないのですが、IPv6方式だとVPNを介さずに接続してしまっていて、IPv4方式のサイトでだけVPNを経由して接続していたようです。https://whatismyipaddress.com/のようなサイトでIPv4でIPv6のアドレスを両方とも表示してくれることから判明しました。例えばAmazon PrimeはデフォルトでIPv6で接続している一方、Yahoo! JAPANはIPv4で接続していました。なので(あまりエレガントな方法ではないかもしれませんが)結局VPNのプロパティをWindowsで変更して、IPv6接続を無効化することで解決しました。これで全てのウェブサイトにIPv4で接続してくれるはずです。
もちろん、このようなネットワーク接続の問題はケースバイケースなので、この対処法では解決できない人もいると思います。あくまで一例としてお読みください。
コントロールパネルのNetwork Connections(ネットワーク接続)の画面でVPNのネットワークアダプタを右クリックしてプロパティを選んで、
IPv6のチェックマークを外すことで無効化できます。
VPNクライアントを再起動し、また接続すれば変更が効くはずです。
□